00年と01年のときって、いつからを「21世紀」と呼ぶかって話してましたよね。本当はどっちかはわかりませんが、エフマガとしては、2001年からを「21世紀」と呼ぶことにしました。で、20世紀を降り返ってみたりしましたが、全体的にはこの1年は、わりと世間をナメた企画が多かったような気がします。なんというか、世の中をこんなにおかしくしたンは、オマエか?それとも、アンタか?と言った一種の責任のなすりつけ合い的な理論が至るところで交わされていたもので、「ほんとうのところはどうなのか」を探ろうと試みたんですけどね。ほら、6月号の『脳天気政治論〜えー、誠に遺憾に存じますが、粛々とフー・アー・ユー〜』なんて、相当ナメてますよね。でもでも、“いのち”企画の延長線上にならぶ、こんな大マジな企画もちゃんとやっていたりするところが、エフマガなんです。
『なぜ、他人(ヒト)を殺してはいけないのですか?』
『なぜ、他人(ヒト)を殺してはいけないのですか?』。アンケートの質問は、コレのみだった。ちょうど、大阪の小学校で8人もの児童が殺されたあの事件が起きた直後に行った特集だ。若い世代の意見も聞いてみたかったので、某専門学校の生徒さんに協力してもらってアンケートを集めた。他人を殺してはいけないなんて、当たり前のことだけど、それがだんだんと当たり前でもなくなってきていた時期だったゆえ、さまざまな意見が出た。
いちばん多かった意見は、「自分が殺されたらたまらないから、他人のことも殺さない」といった意見。印象的な意見としては、「どんな嫌なやつと思っている人にも、その人のことを大切に思っている人がいるはず」や「この世に“生”を受けた時点から、各々に与えられた時間、人生をまっとうすることが、命あるもののつとめで、それを奪う権利は誰にもない」。他人を殺してもいい、という意見はひとつもなかった。